Lucid 2025年トップニュース

読み取り時間 : 約19分

トピック :

  • Lucid のヒントとアップデート

重要なポイント :

  • 2025年は Lucid にとって画期的な年となりました。製品機能の強化とアクセラレーターの導入により、Lucid はユーザーの業務を加速させる画期的な体験を提供し、大規模な変革を可能にしています。

  • Lucid は、数十件の新規ブログ投稿、テンプレート、トレーニングリソースを公開し、ユーザーが Lucid でより短時間でより多くのことを達成できるようにしました。

  • また、AI の準備、戦略、実行など、AI 変革のあらゆる段階を自社製品がどのようにサポートするかを詳しく説明し、組織が常識を覆す技術の恩恵をより早く享受できるようにしました。

  • 革新的な製品、優れたユーザーサポート、優れた企業文化への取り組みが評価され、Lucid は本年いくつかの賞を受賞しました

2025年は、いつにも増して革新的な一年となりました。

業務の加速化へのシフト、AI 変革への注力、airfocus の買収など、Lucid の歴史に残る年となった本年に築き上げたもの、そして今後の展開に、これ以上ないほどワクワクしています。多くのエキサイティングな開発が進行中で、皆様と共有するのが待ちきれません。ここでは、12月31日を迎える前に、少し時間を取って、2025年に達成したすべてを祝福したいと思います。

業務の加速化

2025年、私たちはより高い目標を掲げ、大規模な変革を含む組織の業務を加速させることに注力しました。

当社では、提供するサービスの中核として、ビジュアルコラボレーションを引き続き重視しつつ、AI の導入、組織の機敏性、プロセスの改善、クラウドの最適化など、顧客に共通する主要な取り組みを加速させるため、さらに深いソリューションを提供することでその価値を拡大しています。

これを達成するため、Lucid は、単なるビジュアルコラボレーションや作図プラットフォームではなく、強力な業務加速化プラットフォームにビジョンを拡大。このシフトの一環として、お客様の間でよく見られる変革を達成するため、Lucid Suite に追加可能な3つのソリューションを立ち上げました。

プロセスアクセル

プロセスアクセルは、組織がプロセスの文書化、保管、メンテナンスのガバナンスと標準化を改善するのに役立ちます。文書化に役立つ信頼できる唯一の情報源を作成し、関係者のレビューと承認を合理化し、文書の作成と更新を迅速化することで、最終的にコンプライアンス、一貫性、効率性を向上させます。

アジリティアクセル

アジリティアクセルは、ブループリント、キャパシティプランニング、一元化されたチームインサイトなどの強力な機能を通じて、組織戦略をチームレベルでの実行に結びつけます。また、業務フローを一貫性と拡張性のあるものにし、将来に備えた戦略と計画を立て、チームの健全性に関する定性的データを集めます。

クラウドアクセル

クラウドアクセルは、チームが今後のクラウドインフラストラクチャの変更をよりよく理解し、計画するのに役立ちます。クラウド設計プロセスを迅速化し、作図と文書化を拡張し、監査成果物の作成を合理化し、クラウド環境の全体像をより正確に把握できます。

Lucid を活用した AI の実装

組織が主要施策を加速できるよう支援する取り組みの一環として、最も重要で革新的なイニシアチブ「AI」を忘れるわけにはいきません。今や誰もが思い浮かべる技術と言えるでしょう。

ここでは、Lucid が AI 変革の各段階でどうサポートできるかについて説明しています。

  1. AI の準備段階 : Lucid は、AI エージェントが効果的に機能するために必要な文書をチームが作成できるよう支援します。この文書の例としては、プロセスと業務フロー、アーキテクチャモデル、組織図、データフローなどがあります。

  2. AI 戦略の策定段階 : Lucid を利用することで、チームの AI 目標や戦略に関する協業を促進できます。ステークホルダーワークショップからロードマップの作成、優先順位付けまで、すべての段階でサポートします。

  3. AI の実行段階 : Lucid は、組織が計画を実行に移し、反復計画、公式リポジトリでの文書の集中管理、エージェントモデリングのプロトコル作成などを通じて進捗を追跡できるよう支援します。

AI 変革においては、速度よりも構造が重要です。

さらに詳しく (英語)

Lucid Suite 全体のインテリジェンス

Lucid では、AI などのインテリジェント機能を自社製品に統合し、ユーザーがより速く、よりスマートに作業できるようにする方法を見つけることにも熱心に取り組んできました。

Lucid AI

チームが新しい効率的な方法で創造し、協力できるよう、10月に Lucid AI を発表しました。AI 機能は常に Lucid の一部でしたが、Lucid AI はこれらの機能を統一されたインターフェースに集約し、直感的で自然な会話を通じて作業完了を助ける AI アシスタントを提供します。

Lucid AI を使えば、プロンプトの入力に基づいて数秒でシームレスに図を生成できます。
Lucid AI を使えば、プロンプトの入力に基づいて数秒でシームレスに図を生成できます。

Lucid AI は次の用途で役立ちます。

  • 図を生成して改善する

  • 条件付き書式設定を追加する

  • キャンバス上の内容を要約する

  • アイデアを生成する

  • アイデアを並べ替える

  • Lucid 製品に関する質問に答える

まるで、疲れをまったく知らないチームプレイヤーが新たに加わったかのようです!

MCP サーバー

Lucid の新しい MCP インテグレーションは、Lucid 文書を大規模言語モデル (LLM) に接続します。これにより、Lucid とこれらの AI ツールの間で安全な接続が確立され、Lucid 文書の検索、文書へのリンクの取得、要約の提供を支援し、LLM 環境内での作業を効率化します。

Lucid の MCP サーバーは、ChatGPT、Claude、Claude Code、Microsoft Copilot、GitHub Copilot、Cursor をサポートしています。

airfocus が参入

今年の最も重要な出来事の1つは、AI を活用したプロダクトマネジメント・ロードマッピングプラットフォームである airfocus の買収でした。長年にわたり、ロードマッピングと製品ポートフォリオ管理のためのソリューションを提供してほしいというご要望を多数いただいていました。関連する機能をいくつか調べ、ゼロからソリューションを構築することも検討しましたが、この分野で定評のある企業を買収することで、お客様に向け、より迅速にソリューションを提供できると考えました。

そこで airfocus の登場です。

Header Lucid Lucid and Airfocus V3

Lucid と airfocus は、製品開発プロセス全体をカバーする視覚的でカスタマイズ可能なソリューションを提供し、組織が自信を持って構築できるようにします。現時点で、チームは Lucid でブレインストーミングを行った後、airfocus で詳細なプロダクト計画とロードマップを作成できます。プロダクトチームは、戦略からアイデア出し、現実化までシームレスに移行し、柔軟性、適応性、そして作業のレベルの深化を、わずかな労力で実現できます。

最新の、最も人気が高いテンプレート

Lucid は常に新しいテンプレートを作成し、作業の開始を支援しています。2025年には、59点の Lucidspark テンプレートと33点の Lucidchart テンプレートを新たに作成し、あらゆるタイプのユーザーに提供しました。

ここでは、今も人気が高まっているテンプレートを紹介します。

1. フローチャートテンプレート

フローチャートテンプレートを使用して、フローやプロセスを簡単にマッピングしましょう。画像をクリックするとオンラインで変更できます。
フローチャートテンプレートを使用して、フローやプロセスを簡単にマッピングしましょう。画像をクリックするとオンラインで変更できます。

2. 思考の網作り(英語のテンプレート)

思考の網作りテンプレートは、概念を理解したり、アイデアを整理したりするのに役立ちます。画像をクリックするとオンラインで変更できます。
思考の網作りテンプレートは、概念を理解したり、アイデアを整理したりするのに役立ちます。画像をクリックするとオンラインで変更できます。

3. ビジネスプロセスフローの例

直感的な作図機能を活用して、このビジネスプロセスフローのテンプレート例をカスタマイズしてみましょう。画像をクリックするとオンラインで変更できます。
直感的な作図機能を活用して、このビジネスプロセスフローのテンプレート例をカスタマイズしてみましょう。画像をクリックするとオンラインで変更できます。

4. 組織図

組織図テンプレートを使用して、役割や責任を明確に定義しましょう。画像をクリックするとオンラインで変更できます。
組織図テンプレートを使用して、役割や責任を明確に定義しましょう。画像をクリックするとオンラインで変更できます。

5. データベース ER 図 (カラスの足記法)

 

カラスの足記法を用いたデータベース ER図は、システム内での実体同士の関係を示すのに役立ちます。さらに、関連データベースの設計やデバッグにも役立ちます。画像をクリックするとオンラインで変更できます。
カラスの足記法を用いたデータベース ER図は、システム内での実体同士の関係を示すのに役立ちます。さらに、関連データベースの設計やデバッグにも役立ちます。画像をクリックするとオンラインで変更できます。

Lucid トレーニングラボの人気コース (英語)

ユーザーを教育し、当社の製品をフルに活用できるようにするための教材ももちろん作り続けてきました。Lucid トレーニングラボは、当社製品をスピーディに活用するための無料の自習コースを提供しています。ここでは、年間で最も人気が高かった3つのコースを紹介します:

  1. Lucidspark の基礎バッジ : 人気のユースケースにフォーカスした新しいカリキュラムでバッジを全面的に見直しました。最終バッジに加え、ミニバッジも獲得できるようになっています。

  2. Lucidchart の基礎バッジ : このバッジは以前にも紹介しましたが、今年、フォーマットと教材をできるだけユーザーに役立つものにするために、完全な再設計を行いました。

  3. Lucid AI を使ってダイアグラムを作成する : Lucid AI を使った作図なら、このコースがおすすめです。このコースでは、図の編集、図の共有と共同作業などのヒントを共有しながら、プロセスをガイドします。

パフォーマンス上位のブログ記事

今年は数十件の新しいブログ記事を公開し、ほぼすべてのユースケースとペルソナに対応するコンテンツを作成しました。ここでは、2025年に書かれた中で最も読まれた上位3件の記事を紹介します。

  1. AI 変革のギャップを埋める : 現代のエンタープライズの業務フローの複雑さは、AI の可能性とそれを効果的に活用する企業の能力との間に大きなギャップを生み出しています。この記事は、AI 変革の課題を探り、それを克服するための強力なヒントやリソースを共有することを目的としています。

  2. Lucid の AI 機能に関するクイックガイド(英語) : Lucid の AI 機能は、ブレインストーミングから作図まで、業務の強化に役立ちます。この記事では、これらの機能を詳しく解説し、Lucid AI を業務フローにうまく導入するためのリソースを紹介します。

  3. Lucid キャンバスの整理に役立つ11以上の機能 : Lucid は、混沌としたワークスペースからクリーンでクリアなワークスペースへの移行をシームレスにします。この記事では、アシストレイアウト、条件付き書式設定など、Lucidchart で美しい文書を構築するのに役立ついくつかの機能を紹介します。

パフォーマンス上位のウェビナー (英語)

2025年に2回開催された「Lucid ニュース」イベントに加え、Lucid ユーザーは隔月開催されるウェビナーにも大勢集まりました。今年最も人気のあった3つのウェビナーは、現在オンデマンドで視聴可能です!

  1. Lucid で技術システムをマッピング : ネットワークアーキテクチャ図、ERD などを最適化し、明確性と整合性を高める方法を学ぶ、IT およびエンジニアリングの専門家向けのハンズオンワークショップ

  2. 非技術系チームの Lucid の使用方法 : 意思決定からプロセスのマッピングに至るまで、非技術系 (マーケティング、セールス支援、戦略、プロジェクト管理) のあらゆる場面で Lucid を使用するデモ

  3. キャンバスを整理するための新機能 : 少ない労力で洗練された文書を作成するための新機能を紹介

今年の受賞

最後になりましたが、Lucid は年間を通し、その並外れた製品と卓越した企業文化の両方において何度も表彰されてきました。

G2 Enterprise Results Index 受賞

ビジュアルコラボレーションプラットフォームと作図の両分野で、年間を通じて G2 にリーダーとして認められたことを光栄に思います。この賞のカテゴリーでは、ユーザーのニーズを満たし、ROI を高め、広く採用され、顧客から高い評価を得るなど、結果を出すことが重要視されるため、意義深いものです。

Okta の Businesses at Work 2025

Lucidchart は、Okta の2025年版 Business at Work レポート(英語)で12位にランクインしました。過去6年間、トップ15にランクインした唯一のビジュアルコラボレーションプロバイダーとして、Okta とのパートナーシップが認められたことを誇りに思っています。

2025 Google Workspace Partner of the Year

4月、Google Workspace エコシステムでの功績が称賛されました。イノベーション部門での Google Workspace Partner of the Year の受賞は、コラボレーション、ビジュアライゼーション、業務フロー効率の向上を支援する当社の成功を示しています。

Lucid Software の CEO である Dave Grow は、「業務加速化プラットフォームとして、Lucid は Google Workspace 内のすべてのツールでチームのコラボレーションと調整を加速させることができます。Google Partner of the Year に選ばれたことを光栄に思います」と述べています。

FastCo Most Innovative Companies 2025

3月には Fast Company の権威ある Most Innovative Companies (英語) リストに加わりました。この評価は、チームの連携方法を変革し、ますます複雑化する作業環境におけるチームの明確さと連携を促進するという Lucid の取り組みを際立たせるものです。

Fortune Best Workplaces in Technology 2025

2025年、Lucid は Fortune の Best Workplaces (英語) リストに8年連続で選出されました。同賞は、「Great Place to Work」の評価と従業員のフィードバックに基づいています。当社のポジティブな職場文化がこのリストで取り上げられたことを誇りに思います。

今年もご参加いただきありがとうございます。素晴らしい2026年を!

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Lucid について

Lucid Software は、チームが将来を見据え、アイデアから現実へと具体化させるためのビジュアルコラボレーションとワークアクセラレーションのスイートを提供しています。その製品には、Lucid ビジュアルコラボレーションスイート (Lucidchart と Lucidspark) と airfocus が含まれています。Lucid ビジュアルコラボレーションスイートは、ビジネスのアジリティ、クラウド、プロセス変革のための強力なアクセルと組み合わせることで、組織が業務を効率化し、連携を促進し、大規模なビジネス変革を推進できるよう支援します。AI を活用したプロダクト管理・ロードマッピングプラットフォームである airfocus は、チームが作業に優先順位を付け、製品戦略を定義し、実行をビジネス目標に合わせて調整できるようにすることで、これらの機能を拡張します。フォーチュン 500 企業で最も使用されている業務加速化プラットフォームである Lucid のソリューションは、Google、GE、NBC Universal など、世界中の大企業で1億人以上のユーザーに信頼されています。Lucid は、Google、Atlassian、Microsoft などのリーダー企業と提携し、その製品、成長、職場文化において数々の賞を受賞しています。

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