Lucid で文書を作図やブレインストーミングのために整理するのに役立つ11+の機能

読み取り時間 : 約9分

トピック :

    雑然とした状態は生産的なブレインストーミングに最適ですが、図をプレゼンしたり、作業を文書として正式にまとめたりする必要がある場合にはそのままでは不十分です。調査結果を報告したり、承認を得たりするためには、ワークスペースのプレゼンテーションを少し磨き上げる必要があります。

    ここでも Lucid が役立ちます。Lucid Suite なら、混沌とした状態から整理された状態へとシームレスに移行できます。また、これらのインテリジェントな機能を使えば、図の外観を整える時間を節約でき、より多くの時間をイノベーションに費やせます。

    Lucidchart で美しい図を作成するための機能

    Lucidchart は、インテリジェントな作図のために設計されています。必要に応じて、図を緻密にも、広範にもすることができます。これらの機能を使用すると、洗練され、整った図を簡単に作成できます。

    1. スイムレーンを追加する

    キャンバスを整理するにはスイムレーンの活用が最適です。スイムレーンはフローチャート内のオブジェクトをレーンや線で整理する図形で、情報のカテゴリーを直線的に理解し、処理しやすくします。Lucid には、すぐに使えるスイムレーン図を作成できるテンプレートが多数用意されていますが、独自に作成したり、[図形] メニューからいつでも追加したりすることも可能です。

    スイムレーンを使ったフローチャート
    この無料テンプレートは、情報をより効果的に分類するのに役立ちます。画像をクリックするとオンラインで変更できます。

    2. アシストレイアウトを試す

    この一連の機能により、Lucid キャンバスは以前よりもさらにインテリジェントになります。アシストレイアウトを使うことで、図の微調整にかける時間を減らし、次の機能を活用して作業を効率的に進められます。

    • 新しい線のルーティングロジックは、2つの図形間でラインがたどる最適なルートを自動的に見つけ、重複を防ぎ、接続を明確にします。

    • 図形の交換機能により、線の流れを中断することなく図形をシームレスに交換できます。図形を目的の場所にドラッグするだけで、その場所の図形と入れ替えられます。

    • キャンバスの間隔ハンドルを使って、図形の間隔をカスタマイズできます。1つを調整するだけで、図内の他の図形が追従します。

    • ドロップゾーンは、図の中央に図形を追加する新しい方法です。図形をドロップするだけで、既存の線と図形が均等に広がるよう調整されます。

    • 線をクイッククリーンアップでは、線のスペースを自動的に調整し、きれいに見えるようにします。

    アシストレイアウトを使用するには、スイムレーン図または AI 生成された図の境界線をクリックします。

    アシストレイアウト機能

    3. 自動分岐

    図形や新しい線をクリックして文書にドラッグする代わりに、自動分岐機能を使えば、既存の図を好きな方向に拡張してプロセスやフローチャートを直感的に構築できます。

    自動分岐機能

    4. 図形を素早く変更

    図の外観の変更も簡単です。図形を削除して置き換えるのではなく、ボタンをクリックするだけで、テキストに影響を与えずに図形を別のものに入れ替えられます。アシストレイアウトでの図形の交換では位置を簡単に交換できますが、この機能では、長方形を円に変更するなど、図内の図形の種類を変更できます。

    lucid の図形変更機能

    5. AIによる図の生成

    図の作成方法がわからない場合や、時間を節約したい場合には、AI が代わりに作業を行います。プロンプトを入力し、必要に応じて繰り返し処理するだけで、AI がフローチャート、ネットワーク構成図、BPMN 会話図、BPMNコレオグラフィー図、シーケンス図、クラス図、ERD、データベーススキーマ図、マインドマップ、アーキテクチャフローチャートを作成します。さらに、AI 生成されたすべての図にはレイアウト支援機能が自動的に適用されるため、そこからさらに編集やカスタマイズを簡単に行えます。

    チュートリアルは英語で紹介しておりますが、日本語でA Iのプロンプトを入力すれば日本語のダイアグラムの生成が可能です。ぜひ試してみてください!

    6. AI による条件付き書式設定

    文書の整理に特におすすめのショートカットの1つが条件付き書式設定です。

    条件付き書式設定を使用すると、図内の特定の図形に自動的に書式を設定するルールを追加できます。例えば、組織図にテレワークとマークされた従業員にアイコンを追加したり、テキストを含む図形を青色の塗りつぶしにしたりすることができます。図のルールを標準化すると、見た目がより洗練されるだけでなく、理解しやすくなります。

    また、Lucidchart で探している機能 (または他の機能) を簡単に見つけるには、「機能を検索」ボタン (双眼鏡アイコン) が便利です。

    Lucidspark でブレインストーミングセッションを整理するための機能

    Lucidspark のキャンバスを図ではなくブレインストーミング用に整理したい場合は、Lucidspark のいくつかの機能を利用して、他のコラボレーターと簡単に連携することができます。

    7. 付箋を使い始める

    以前から人気の付箋は、アイデアをボードにすばやく効率的に取り込むのに最適な方法です。その後、質問を残したり、@メンションを使って誰かの注意を引いたり、絵文字で付箋に反応したりして反復し、どのアイデアが目立つかをすばやく調整して判断できます。

    コラボレーターカラーも活用しましょう。このオプションをオンにすると、Lucidspark ボードで各メンバーに自動的に色が割り当てられ、後でカスタマイズ可能です。この色はカーソル、フリーハンド描画、アイコン、付箋に適用されるので、誰が何を追加したか一目でわかります。

    Lucidの付箋ツール

    8. アシストレイアウトを利用する

    アシストレイアウトは、作図と同様にブレインストーミングにも最適です。

    Lucidspark でアシストレイアウト使用すると、ボードの構成に影響を与えずに、必要に応じて付箋や図形を簡単に移動でき、図がすっきりと見やすくなります。フレームやコンテナ内の図形をドラッグ&ドロップして自動的にグリッドに配置したり、既存のフローに影響を与えずに必要に応じて図形や付箋を入れ替えたりできます。ハンドルを使って行と列の間のスペースを調整もできます。また、新しい線は手動で描かなくても自動的に最適な経路を通り、既存の線はボタンを押すだけで整理できます。

    アシストレイアウトにはすべての機能が含まれているため、時間を節約し、Lucid で文書をレベルアップするための最良の方法の1つです。自ら作図した場合にはアシストレイアウトがデフォルトで無効となっていますので、忘れずにオンにしてください。

    9. クイッククリーンアップ

    アシストレイアウトの代わりにクイッククリーンアップも試せます。アイデアを出し尽くしてボードが付箋でいっぱいになったら、付箋を整理してすぐに確認できるようにできます。付箋が自動的に整列し、一つ一つを簡単に処理できます。

    lucidのクイッククリーンアップ機能

    10. アイデアを並べ替える

    ブレインストーミングの整理をランクアップするには、コラボレイティブ AI でアイデアを並べ替えます。クリックすると、付箋が自動的にコンテナにグループ化され、共通のテーマを識別できるようになります。

    AI並び替え機能

    11. アイデアを要約する

    また、ブレインストーミングで出たアイデアのテーマを要約することで、セッションの要点を素早く理解できます。コラボレイティブ AI が付箋の内容を数秒で分析し、作業セッションの要点と、今後のステップをまとめます。要約がまとめられたコンテナが表示されるので、全体像を簡単に把握できます。

    AI アイデア要約機能

    これらの機能を試してみませんか?

    Lucidでヒントの実践にジャンプ

    Lucid について

    Lucid Software は、チームが将来を見据え、築くための支援に特化したビジュアルコラボレーションの先駆者でありリーダーです。その製品である Lucidchart、Lucidspark、Lucidscale を活用することで、チームはアイデア出しから実行に至るまで共通のビジョンを抱き、複雑な内容も分かりやすく理解できるビジュアル主体のコミュニケーションをあらゆる場所から実現できるようになります。Lucid は、Google、GE、NBC Universal などの顧客や、Fortune 500 企業の 99% を始めとする世界中の主要企業にサービスを提供しています。Lucid は、Google、Atlassian、Microsoft などの業界の主要企業と提携しており、創業以来、製品、事業内容と企業文化を称える各種の賞を多数受賞しています。詳細は lucid.co/ja を参照してください。

    関連する記事

    • Lucid ニュース:仕事のスピードアップとビジネス変革

      Lucid には新たなビジョン、エキサイティングな買収があり、ユーザーにぜひお試しいただきたい多くの新機能があります。

    • プロダクトロードマップの作成に Lucid を使用する方法

      Lucid のプロダクトマネージャーが Lucid を使用してプロダクトロードマップ作成中のコラボレーション、明確性、整合性を高める方法をご覧ください。

    • 未来を築くのに役立つ Lucid の新機能

      チームがどこかに集まってコラボレーションする場合でも、リモートワークが主体でも、作業時間帯に時差がある場合でも、Lucid には明確さ、コラボレーション、調整を容易に実現できるまったく新しい機能が備わっています。

    • フィードバック分析とブレインストーミングのコツ

      この記事では、ブレインストーミングで出されたすべての要素を実行可能かつ整理されたタスクへと変換する方法をご紹介します。

    Lucidchart で今すぐ作図を初めましょう。無料で使えます!

    無料で試してみる

    または以下の方法で続行

    Google でサインインサインインMicrosoft でサインインサインインSlack でサインインサインイン

    登録することにより、当社のサービス利用規約に同意され、また当社のプライバシーポリシーを確認の上理解されたものと見なします。

    ソリューション

    • デジタル変革
    • クラウド移行
    • 新製品の開発
    • すべて表示

    はじめに

    製品

    • Lucidspark
    • Lucidchart
    プライバシー法的事項Cookie のプライバシーに関する選択クッキーポリシー

    © 2025 Lucid Software Inc.