重要なポイント
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Docusign のエンジニアは、Lucid を一元化された記録システム(System of Record)として活用し、情報の非揃いやサイロ化といったドキュメント管理の課題を克服しました。
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Lucid の導入により、Docusign のエンジニアリングチームではドキュメント作成に費やす時間が推定 70% 削減され、会議時間も 30% 削減されました。
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Docusign のエンジニアは Lucid を使用して、Lucid AI によるアーキテクチャ図の迅速な作成、バックログ項目の優先順位付け、技術ドキュメントの一元化などを実施しています。
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Lucid は、Docusign のエンジニアがシステムやプロセスの現状を把握し、自律型 AI(Agentic AI)の導入に向けた準備を整えるのに役立っています。
Docusign のエンジニアリングリーダーとして、私の主な役割の一つは、チームが明確性を失うことなく迅速に前進できるようにすることです。
しかし、成長中の多くのエンジニアリング組織と同様、私たちも認識のズレ、情報のサイロ化、手動でのドキュメント作成という共通の壁に突き当たりました。
Lucid を導入する前、私たちのアーキテクチャ図やシステム図は以下のような状態でした:
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さまざまなツールやドキュメントに分散していた
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フォーマットや詳細さに統一感がなかった
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最新状態の維持や検索が困難だった
チームごとに異なるアプローチをとっていたため、チーム間のコラボレーションは必要以上に困難になっていました。「現在のシステムはどのようになっているか?」や「このサービスは他のサービスとどのように連携しているか?」といった単純な質問でさえ、古いドキュメントを探し回ったり、時間のかかる会議を調整したりする必要が頻繁に生じていました。
私達に必要なのは、単に質の高い図を作成することだけではありませんでした。共通のビジュアル言語と、一元化された信頼できる唯一の情報源(System of Record)が必要だったのです。
そこで活用したのが Lucid でした。Lucid は、情報に基づいた適切な意思決定を行い、迅速に行動し、AI の導入に備えるために必要な可視性と意識統一をもたらしました。
Lucid の導入効果:迅速な実行、意識統一の強化、AI 活用への準備
Lucid を導入して以来、エンジニアリング組織としてのドキュメント化、コミュニケーション、コラボレーションの方法が根本から変化しました。
主な改善効果には以下のようなものがあります:
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大幅な時間の節約:アーキテクチャ図の作成が数時間や数日ではなく数分で完了するようになり、ドキュメント作成時間が推定 70% 削減されました。
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意識統一の改善:大きな文脈の切り替えを行うことなく、チームがシステムを迅速に理解できるようになりました。
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知識の一元化:図を一箇所のリポジトリに集約することで、一貫性とアクセス性が確保されました。
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部門横断的なコラボレーションの強化:エンジニアと技術系以外のステークホルダーが同じビジュアル言語を共有できるようになり、チーム間の意識統合に必要な会議時間が 30% 削減されました。
しかし、最も重要で(見落とされがちな)利点の一つは、AI 導入への準備が整ったことです。
多くのリーダーと同様、私も Docusign のエンジニアリングチームが AI 実装に向けて今できることについて深く考えてきました。データフロー、サービス間の連携、依存関係といったシステムの現状をドキュメント化することは、AI をワークフローに統合する上で最も重要なステップの一つです。
AI エージェントもエンジニアと同様に、独立して意思決定を行い行動するためには文脈と明確性を必要とします。Lucid は、その文脈を大規模に作成・維持するのに役立ちます。

Docusign のエンジニアリングチームにおける Lucid 活用法
Lucid は Docusign 全社のチームにおける意識統一の強化に大きな役割を果たしています。特にエンジニアリングチームがどのように Lucid を活用して明確性を確保し、イノベーションを拡大しているかをご紹介します。
Lucid AI によるアーキテクチャ図の迅速な作成
エンジニアリングチームにとって最も強力な機能の一つが Lucid AI です。
ドキュメントを一から作成する代わりに、Lucid AI を活用して以下の作業を行っています:
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プロンプトから初期段階のアーキテクチャ図を生成。
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システム設計の迅速な反復改訂。
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複数のアプローチを数分で検討。
この強力な機能により、アイデアの立案から設計、議論へと移行する時間が劇的に短縮されました。
また、Lucid AI は参加へのハードルも下げました。エンジニアは図の作成プロでなくても貢献できます。同僚に話しかけるように要求仕様書をアップロードしたり、必要な図の概要を Lucid AI に説明したりするだけで、Lucid AI が洗練された図を自動生成します。
Lucid AI を使用して PDF から非常に詳細なアーキテクチャ図を生成する例。
チームハブによる一元化されたリポジトリの構築
エンジニアリングチームにとっての大きな課題は、ドキュメントの作成だけでなく、その検索と共有にもありました。Lucid を導入する前は、作成した図が各地に点在していました。
現在では、Lucid のチームハブを利用して、次のような整理された中央リポジトリを構築しています:
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アーキテクチャ図を簡単に検索・再利用できる。
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チーム全体で一貫した構造と標準を維持できる。
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システム全体が可視化されることで、新しいエンジニアのオンボーディングが迅速化する。
Lucid は技術図面における「信頼できる唯一の情報源」となり、ドキュメントの検索や再作成に無駄な時間を費やすことがなくなりました。

Visual Activities とリアルタイムフィードバックによるコラボレーションの改善
Lucid は単なる作図ツールではありません。課題解決、アイデア共有、計画立案のためにチームが集うコラボレーションプラットフォームです。
特に活用しているコラボレーション機能の一部をご紹介します:
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アーキテクチャ変更のブレインストーミングを行うための付箋とコメント機能
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非同期フィードバックのために特定エリアへチームメンバーをタグ付けできる @メンション
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アイデアの優先順位付け、全員の意見集約、会議での迅速な意思決定を後押しする Visual Activities
抽象的な議論が続く長時間の会議に代わり、ビジュアルでのコラボレーションを通じて効率的に意思決定が行えるようになりました。その好例が、スプリントレトロスペクティブ(振り返り)やバックログの優先順位付けです。何が問題だったか、次に何を構築すべきかを口頭で話し合うだけでなく、会議が始まる前にチームメンバーが Visual Activities を使って技術的負債の項目や機能リクエストの順位付けを非同期で行います。会議が始まる頃にはデータがすでに集約されており、即座に意思決定を下すことが可能です。
インテグレーションによる図のアクション化
もちろん、エンジニアリングチームが効果的に機能するには構造化された他のツールも必要となるため、連携機能によってワークフローを効率化することが重要です。Lucid は最も頻繁に使用される数々のツールと連携し、図を実際の業務に結び付けます。
たとえば、Lucid と Jira の連携を使用すると、すべてのプロジェクトタスクを Lucid に直接インポートできます。Lucid の柔軟なキャンバス上でタスクをタイムラインにマッピングし、依存関係を可視化して、共同で計画を更新できます。
また、Lucid 図内の特定のアーキテクチャコンポーネントを Jira のエピックやストーリーに直接リンクすることもできます。これにより、システム図を閲覧する人は誰でもサービスをクリックして、関連する Jira ワークフローや進行中のチケットを即座に確認できます。両プラットフォーム間でデータが双方向に同期されるため、チームは常に最新の計画に基づいて連携動作し、計画と実行のギャップを埋めることができます。

技術系以外のステークホルダーへの複雑なシステム伝達
Docusign のエンジニアリングチームにとって大きな成果の一つは、エンジニアリング部門以外のチームとのコミュニケーション改善でした。
Lucid を活用することで以下が可能になります:
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複雑なシステムを単純化し、視覚的に共有できる。
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ステークホルダーがトレードオフや決定事項を迅速に理解できる。
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深い技術的説明を行わなくても、迅速に合意形成が取れる。
多くの場合、技術系以外のステークホルダーに状況を共有するための会議すら不要になり、Lucid のビジュアルは Slack やメールよりもはるかに早くアイデアを伝達します。この円滑な合意形成は、プロダクトチーム、経営層、部門横断チームとの連携において特に貴重です。
たとえば、プロダクトマネージャーと新機能のスコープを検討する際、バックエンドの制約、API の制限、技術的負債について Slack の長いスレッドで説明しようとする代わりに、Lucid で簡素化したシステムフローを共有します。ボードが持つ視覚的な分かりやすさにより、エンジニアリングの見積もりの根拠がプロダクトマネージャーに即座に伝わり、1時間のミーティングを設定する手間を省くことができます。

業務の加速と AI トランスフォーメーションへの準備
Lucid は Docusign におけるエンジニアリングチームの運用に不可欠な存在となりました。Lucid の導入以降、チームは図の作成、ドキュメントの検索、意識統一をこれまで以上に迅速に行えるようになっています。
将来を見据え AI トランスフォーメーションを計画する中で、一つのことが明確になっています。それは、AI の効果はアクセスできる文脈の質に依存するということです。
AI をエンジニアリングワークフローに統合して成功を収めるには、組織に以下が必要です:
Lucid はその基盤を構築・維持するのに役立ちます。現在のシステムの仕組みをドキュメント化しておくことで、最も効果的な自動化の機会を特定することが大幅に容易になり、確信を持って AI をワークフローに統合できるようになります。
エンジニアリングチームが拡大を続け、システムの構築において AI の組み込みが進む中、システムを明確かつ視覚的に理解することは不可欠であり、Lucid はその実現を支えています。


