昨年4月、Lucid のビジョンを拡大し、「ワークアクセラレーション」というカテゴリーを打ち出しました。私たちは、プロセス改善やビジネスの俊敏性向上といった大規模な変革を推進するユーザーを支援したいと考えており、その使命に真剣に取り組んできました。最新の機能により、Lucid はこれまでになく強化され、AI トランスフォーメーションを含むあらゆる取り組みを加速するために、お客様をこれまで以上に力強くサポートできるようになりました。
お客様の組織の前進を加速させる Lucid の新機能について、詳しくご紹介します。
Lucid Suite におけるインテリジェンスを活用したワークアクセラレーション
Lucid AI
まず最初に、Lucid AI を発表できることを嬉しく思います。Lucid AI は、私たちのインテリジェントなワークアクセラレーションプラットフォームを基盤とし、チームが効率と成果を最大化するために、コンテンツの作成、コラボレーション、インサイトの発見を可能にします。Lucid AI を使えば、ダイアグラム、要約、新しいアイデアなどをキャンバス上で作成できます。さらに、まるでチームメンバーと協力するように Lucid AI と作業し、ビジュアルを磨き上げ、より明確な形に発展できます。作業が進むにつれて、Lucid AI は見落とされがちな重要なインサイトを明らかにし、チームが強い確信を持ち、賢明な判断を下せるよう支援します。
では、このアップデートで新しくなった点は何でしょうか。Lucid にはすでに AI 機能が搭載されていましたが、Lucid AI ではそれらの機能が統合され、自然な会話形式で作業を支援する AI アシスタントとして利用できるようになりました。
Lucidchart の統合インターフェースから、次のような主要な機能にアクセスできます。
ダイアグラム生成機能も強化されています。ダイアグラムがより複雑な場合は、プロンプトと一緒にファイルをアップロードして、Lucid AI にさらなるコンテキストを提供できます。
添付された PDF ファイルに基づいて Lucid 内で AI がダイアグラムを生成する動画
Lucid AI でできること:
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文書に関する質問に答える。
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ボードの要約を生成する。
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会話形式で応答し、キャンバス上で共同作業者として支援する。
Lucid AI は、作業を進めるうえで役立つガイダンスも提供します。アシスタントがリクエストを完了できない場合は、Lucid ヘルプセンターから関連する記事を提示し、要約して確認できるようにします。さらに、Lucid の製品に関する質問に答え、関連する追加リソースに案内します。
先日、Devoteam Cloud Services 社のグローバル CTO である Tim Sente 氏と彼のチームが、どのように AI を活用しているかについて次のように語ってくださいました。
「Lucid は常にツールを改善する新しい方法を見つけています。Lucid にすでに搭載されている AI の機能も本当に素晴らしいです。AI による作図で節約できる時間は、そのまま他の業務に回せる時間とコストになります。作成する必要のあるフローチャートがあれば、考えをチャットウィンドウに入力して[次へ]をクリックするだけで、自分のイメージ通りの図が生成されます。数回のクリックで追加情報を入れたり、思い通りに微調整したりすることもできます。今日の市場でこれを実現できるツールは他にありません。そういう意味で、本当に驚きです。今後、AI が Lucid Suite にもたらす新機能を楽しみにしています。」
今後の展望
Lucid の AI への取り組みはこれだけにとどまりません。私たちの最終的なビジョンは、Lucid プラットフォーム全体でインテリジェンスをつなぎ、お客様の生産性向上を支援することです。Lucid アクセラレーター内で AI 機能をさらに強化し、高度なエージェント型ワークフローを構築し、ツール間でエージェントを連携させる Lucid MCP サーバーを立ち上げる計画です。AI を主要な原動力とした唯一のインテリジェント・ワークアクセラレーションプラットフォームの構築を続ける中で、今後さらに多くの機能が登場する予定です。
アシストレイアウト
アシストレイアウトを使えば、乱雑とした Lucidchart のダイアグラムや Lucidspark のボードを明確なものへと整理できます。ワンクリックで、スイムレーン、コンテナ、フレーム内のコンテンツを整理し、Lucid 文書を短時間でより構造的かつプロフェッショナルに整え、プレゼンテーションに適した形に仕上げられます。アシストレイアウトは、図形を自動的に整列させ、線をルーティングし、図形間のスペースを調整します。
アシストレイアウトを使用して Lucid キャンバス上のフレームを整理する動画。アシストレイアウトの機能として、図形間の自動スペース調整、フレームのサイズ変更、図形の簡単な入れ替えが紹介されています。
さらに次の機能も追加しました。
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ネストレイアウト:アシストレイアウトで、他のアシストレイアウトコンテナをネストできるようになりました。
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セルの結合:複数の行や列をまたいで図形を広げることで、構造化レイアウトに柔軟性を追加できます。
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整理整頓:キャンバスを即座に整理整頓できます。
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サイズ変更可能なコンテナ:アシストレイアウト内でコンテナのサイズを手動で変更し、コンテンツの増加に対応したり、作業ゾーンやフィードバックエリアを作成したり、意図的に余白を追加したりできます。空の行や列も簡単に追加・削除できます。
今後の展望
アシストレイアウトには、今後次のような追加機能が予定されています。
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コンテナやダイアグラムの一部を展開または折りたたむ機能。
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フレームにコンテンツが追加されると自動的にフレームを拡張し、他のフレームを押し出す機能。
チームの役割と権限
チームハブは適切なメンバーを集めて作業を一元化する場として、今回新たにチームハブ内で役割と権限を設定できるようになりました。チームの役割と権限を使えば、チームやそこに保存されている共有文書に対して適切なアクセスレベルを割り当てられます。
チーム管理者は、チーム文書や文書の権限、設定、メンバーシップを管理できます。
チームメンバーはすべての文書にアクセスできますが、文書の権限、設定、またはメンバーシップを管理することはできません。チームメンバーには、編集と共有、編集、コメント、閲覧のみのいずれかのアクセス権をチームハブに付与できます。
ER 図のデータベースインポートとエクスポート
Lucid の ER 図機能は常に強力でした。近年のデータベースはかつてないほど複雑化しており、Lucid は ER 図サポートを拡張し、Snowflake、Databricks、Redshift、Azure SQL Database、Google BigQuery に対応しました。データベーススキーマを素早くインポートし、テーブルとその関連を自動的に可視化できます。テーブルを折りたたんだり展開したりして、明瞭なダイアグラムに改善することができます。さらに、ダイアグラム上で直接編集を行い、その変更をデータベースプラットフォームにエクスポートすることも可能です。加えて、インポートとエクスポートの操作も容易になりました。
アクセラレーターによる大規模変革の推進
プロセスアクセル
8月にリリースされたばかりのプロセスアクセルは、プロセスの文書化、保存、管理方法において、組織により高いガバナンスと標準化を提供します。
Lucid 内のプロセスアクセルを紹介する動画
プロセスアクセルは組織に次のようなメリットをもたらします。
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リポジトリを使って信頼できる唯一の情報源を生成します。リポジトリには承認済みの最新の文書が格納され、容易にアクセス・検索できます。
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承認フローでコンプライアンスと一貫性を推進します。プロセスをリポジトリで公開または更新する前に、承認フローを経て、迅速なフィードバックを促進し、利害関係者間の説明責任を明確にします。
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アセットライブラリでプロセスの改善を加速します。アセットライブラリにはサブプロセスなどの再利用可能なコンポーネントが含まれており、文書全体で活用できます。
初期ベータ版の顧客の一人は、ビジネスアナリストと協力して社内プロセスを文書化し改善する中で、このアクセルの効果を次のように語っています。
「[プロセスアクセル] は、私たちのすべてのアプリケーションを把握し、依存関係を特定できる場だと感じます。各システムがどのように統合されているかを確認でき、それによって技術スタック全体を理解しやすくなります。ビジネスプロセスと結びついており、どのプロセスがどのアプリケーションを使っているかを確認できるのは非常に理にかなっており、そのためにこそ、このツールを活用していくつもりです。」—Lennar 社プロジェクトマネージャー Jamie Goseland 氏
今後の展望
現在、リポジトリは組織内の誰でもアクセスできますが、招待制のプライベートリポジトリが今後数か月以内に追加される予定です。また、役割、アクティビティ、IT システムなどの再利用可能な定義済みオブジェクトアセットも開発中で、ユーザーがシステムやプロセスをモデリングする際に役立ちます。
クラウドアクセル
クラウドアクセルは、最新かつカスタマイズ可能なクラウド文書とダイアグラムを生成することで、チームがクラウドインフラの現状を把握し、将来的な変更を計画する際に支援します。
クラウドアクセルには新たにブループリントが追加されました。このブループリントは目的に応じて作成されたテンプレートのセットで、標準化され、実証済みのワークフローを示し、ユーザーがクラウド設計プロセスを迅速化できるようにします。
Lucid クラウドアクセル内のブループリント、つまり目的に応じたテンプレートセットを紹介する動画です。
データソースの共有機能も導入しました。チームの時間を節約するために、管理者は AWS、Azure、Google Cloud からデータを一度インポートして設定し、他のユーザーやチームと直接共有できます。
今後の展望
また、Lucid でクラウドデータセットをプログラムで作成および更新できる API も開発中です。これにより、大量のデータをインポートしたり、特定の時間に更新を実行したり、カスタムインテグレーションを作成したりするなど、より高度な機能が可能になります。
アジリティアクセル
アジリティアクセルは、利用するフレームワークにかかわらず、組織のアジリティ向上に取り組むチームを支援します。アジリティアクセルを使えば、実証済みで再現可能な業務プロセスを共有し、定性的なインサイトを可視化し、価値創出への最適な道筋を見極めるために潜在的な計画を視覚化できます。
アジリティアクセルには新たに強化機能が追加され、タイムラインでのシナリオプランニングやキャパシティプランニングが可能になりました。
Lucid のアジャイルアクセル内で、複数のチームのキャパシティと計画された作業をタイムライン形式で視覚化する動画。
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シナリオプランニング:範囲、スケジュール、または人員の変更など、複数の「もしも」のシナリオを業務に影響を与えずに検討できます。一度整合が取れたら、最適な計画を記録システムに同期します。
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キャパシティプランニング:複数チームのキャパシティと計画作業をタイムライン形式で可視化できます。Lucid が計画された時間範囲にわたって見積もりを自動的に配布するため、チームの負荷が過剰になっている状況を容易に確認できます。
今後の展望
今後、以下のような機能が予定されています。
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親図形:Jira、Azure DevOps、airfocus から引き出された親アイテムと、エピックを構成するすべての基盤となる作業を Lucid で直接確認できます。
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より深く、より動的なインサイト:すべてのタイプのビジュアルアクティビティからインサイトを収集し、Lucid AI を活用して潜在的なリスクや障害のパターンを明らかにし、有益な次のステップを探ります。
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ブループリントの自動化:動的な情報をブループリントに接続すると、Lucid はボードで特定のアイテムを自動的に作成できるようになります。
airfocus を使ったプロダクトビジョンの管理
Lucid が 4 月に買収したシンプルながら強力なプロダクトマネジメントプラットフォーム airfocus の成功と統合について、私たちは非常に期待しています。すでにお客様から成功事例も寄せられています。
例えば、ERP と CRM ソリューションの大手プロバイダーである Unanet は、変革の過程でロードマップと製品戦略の唯一の信頼できる情報源を作成するために airfocus を使用しました。彼らは、Lucid と airfocus の提携が組織にとって大きな利点になると見ています。
「アイデア出しからロードマップまで生産性とコラボレーションを促進する一連のツールの力を見て、それが動的に組み込まれていることを確認することは、私たちにとって非常に重要でした...過去には非常にサイロ化されていましたが、チームを結集させるのに役立つ集中型ツールを持つことで、airfocus への移行を促進するための大きなモチベーションとなりました。」—Xina Trocco、Unanet 社の製品運用ディレクター
Lucid 内で Lucid カードとして表示される airfocus アイテムを示す動画
airfocus には最近、以下のような製品アップデートがありました。
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メンバーグループ:複数のメンバーをグループに整理し、大規模なアクセス管理やコラボレーションを容易にします。
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インサイトスコアリング:インサイトスコアを計算する際に、重要度の高いフィードバックとそうでないものを区別できます。
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グループ化の改善と新しいスイムレーン:グループ化におけるマルチセレクトフィールドの使用方法をより柔軟に制御できるようになり、データ表示の自由度が高まりました。
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インテグレーション向け Lucid Cards の拡張:インサイトデータ、主要成果、優先度評価といったフィールド用に新しく追加されたカードを使用できます。

airfocus インテグレーションに対応した Lucidカードを接続します。
今すぐ接続Lucid のインテグレーションでテクノロジースタックを強化
最後になりましたが重要な追加として、マーケットプレイスに次のような新しいインテグレーションを追加しました。
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Comak by JIBB:任意のファイルをダイアグラムに素早く変換します。ダイアグラムが作成されると、Lucidchart で直接簡単に編集できます。
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Figma:Figma のインテグレーションを強化し、Lucid のボードやダイアグラム内に Figma デザインを埋め込み、更新できるようにしました。これにより、部門横断型チームが最新のデザインを表示して共同作業し、製品計画とデザインワークフローの整合性を保つことができます。
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Google Chat:リンクを貼り付けると、タイトルや概要が展開されたドキュメントプレビューが表示されます。さらに、クイックコマンド機能を使ってチャットから離れることなく Lucid の文書を検索・共有することで、ワークフローを効率化できます。
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プロセスアクセルは、Jira Cloud、SharePoint、Google Workspace、Microsoft 365 などの複数のアプリと統合されており、リポジトリ文書を埋め込むことで唯一の信頼できる情報源を維持できます。プロセスアクセルのリポジトリは、Confluence Cloud、Confluence Data Center、Canvas、Webex、Zoom とも統合されています。
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Slack と Microsoft Teams インテグレーションもプロセスアクセルに拡張されています。承認フローの要求者と承認者に通知を送信したり、割り当てられたプロセスマネージャーとリポジトリ所有者に通知を送信することで、ワークフローを効率化します。
これが最新のアップデートのラインナップです。ぜひこれらの機能を皆さまのチームでお試しいただき、最も重要な取り組みが加速されることを楽しみにしております。

Lucid について
Lucid Software は、チームが将来を見据え、アイデアから現実へと具体化させるためのビジュアルコラボレーションと業務加速のスイートを提供しています。その製品には、Lucid ビジュアルコラボレーションスイート (Lucidchart と Lucidspark) と airfocus が含まれています。Lucid ビジュアルコラボレーションスイートは、ビジネスのアジリティ、クラウド、プロセス変革のための強力なアクセルと組み合わせることで、組織が業務を効率化し、連携を促進し、大規模なビジネス変革を推進できるよう支援します。AI を活用したプロダクト管理・ロードマッピングプラットフォームである airfocus は、チームが作業に優先順位を付け、製品戦略を定義し、実行をビジネス目標に合わせて調整できるようにすることで、これらの機能を拡張します。フォーチュン 500 企業で最も使用されている業務加速プラットフォームである Lucid のソリューションは、Google、GE、LINE など、世界中の大企業で1億人以上のユーザーに信頼されています。Lucid は、Google、Atlassian、Microsoft などのリーダー企業と提携し、その製品、成長、職場文化において数々の賞を受賞しています。
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